MJ.NET認定雀士

MJ.NET認定雀士
2006年8月度MJ.NET認定雀士:おばかつ
■第1回

ある対局でこんな事があった

東1局0本場出親は自分。
中盤過ぎドラ2含みの(5)(8)テンパイを入る。
下家は東、ドラの南、六とポンしており、
捨て牌からはホンイチトイトイが伺える。

倍満は流石に怖いがこちらもリーチすればチッチ爆弾。
ダマで出アガリはきかないので勿論勝負リーチ!

下家はやはりリーチに押してくる…
テンパイは間違いないようで全てツモ切り
対面はオリた様子
上家は…半ツか?

何巡か誰もあがらず進み、ある時下家がツモ牌を握ったまま長考……

掴んだのか?受けを変えるのか?
長考の末に下家が打ったのは四。
そして次巡下家のツモは再び四で強打が入る。

この時点で彼がアガリを逃したのはほぼ明白。
勝ち運はこちらにやってきたか……
程なく、上家がついに打(8)!

すぐさま光る赤いやつを押し、安堵の溜め息をつこうとした刹那……

『ロン!』の声が重なる!

下家が手を開く…

(8)八八八 ロン(8)

トイトイ役々ドラ3の跳満だと言う。
久しぶりに感嘆した。

(8)を止めた事だけならたいした事はない。
俺の捨て牌を見れば危険牌であるのは一目瞭然。
特筆すべきは、(8)以外の危険牌は全て勝負し、【(8)だけ】を止めた事。

四でさえ現物ではなかった。
大物手をテンパイしている場合、自分の読みと心中するのは並大抵の事ではない。
こういう局があるからやっぱり麻雀、MJは面白いものだ。
さぁ明日からも強者達とのマッチを楽しみにするとしよう。
じゃまた(・ω・)/