■第2回
先週の絶不調から抜け出し迎えた大事な飛龍復帰戦。
相手のデータを見ると平均順位も素晴らしく間違いなくかなりの強敵。
開局、いきなり勝負所がやってくる。
球戦相手が親で私は西家。
配牌はドラの五万がトイツで手なりでこんな形の跳満をテンパイした。
ドラの五を暗刻にして
五五赤五(5)(7)445赤566北北
待ちは場に高いカン(6)ピンといまいちだが、これをあがれば圧倒的に優位に立てる。
球戦相手も發を仕掛けて上がりに向かっているようだが、この勝負手降りる訳もなく押し返す。
が、お互いにあがれず残すは俺のツモと下家のハイテイのみ。
途中(3)ピンを引いて待ちはカン(4)ピンに。
そしてツモってきたのが(8)ピン。
少し前に親の手出しで(9)ピンがあり、3順目に(9)ピンを一枚捨てていることから
さっきの瞬間まで(9)ピンは必要牌と予想できる。場に高いピンズの上は危険。
が、ドラが5枚見えており、親の早い(9)ピンの切りから
「ホンイツの可能性は低い」と読んでテンパイを維持するため(8)ピンを強打。
そして見事に予想の半分が的中。
待ち読みは正解するも点数の予想が大外れで發ホンイツ赤の12000にぶち刺さる。
その後に追い上げを見せるも24000点のリードを許した強敵を逆転することはできず2着で終了。
果たしてあの(8)ピンは止めるのが正解なのだろうか…。
もし止めていたら…。
これだから麻雀はおもしろい。 |