半荘戦プロリーグ 2012年6月度MJ.NET認定雀士 パンスカリン
- 第4回
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全国のMJファンの皆様、こんにちは。
プレイ日記も最終回となりました。
この場をお借りしまして、対局いただいた皆様、
私の拙い日記を読んで下さった皆様に御礼申し上げます。さて、今回はタイムオーバー無しモードについてです。
6月の認定プレイ中にも何度かやらかしてしまったのですが、
タイムオーバーによる強制ツモ切り放銃である。タイムオーバー無しモードとはいえ、1打10秒1局30秒のリミットがある。
複数リーチが入ったような場合、安牌探しに手間取り30秒を使い果たすことがある。
怖いのは、残り1~2秒になっていることに気付かずに手が止まってしまうケースである。
リーチのド本命牌やドラを切られてブチ当たったら最後、麻雀の神様に大失着とみなされ、
その後しばらくは大苦戦が待っているのだった。皆様も、自分の残タイムのチェックを怠らないように気をつけましょう。
- 第3回
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全国のMJファンの皆様、こんにちは。調子はいかがでしょうか。
プレイ日記も3回目となりました。今回は、今年おきた3度の
流し満貫阻止についてご紹介致します。1回目は、お名前は忘れましたが、プロ雀士の方との対局でした。
全ての捨て牌をヤオ九牌で埋め尽くされ、手も足も出ない状態となる。
半ば諦めかけていたところ、起死回生の海底ツモ!
筐体の前で思わず小さくガッツポーズしてしまいました。2回目は、5月の東プロ戦だったと記憶しています。
トイメンの親が17枚並べた状態となる。
しかし、私の手牌には生牌の自風の西がトイツでポンできる状態だった。
自分の最終ツモで両面からシャボ待ちに切り替えたところ、
狙い通り18枚目に西が切り出され、打ち取った。3回目も5月の東プロ戦、オーラストップ目の上家の親が流し満貫続行中、
私は3着で、ラス目の下家からリーチがかかっていて、現物を確保してベタオリ状態。親の18枚目の捨て牌「一索」をチーするところまでは良かった。
下家の七対ドラドラの当り牌「一萬」を食い流してしまった。
流し満貫阻止の代償がラス転落である。
この一索チーが失着か否かの結論が未だに出せないのでした。
私自身は、今年一度だけ流し満貫を成立させています。
では、4回目のレポートをお楽しみに。
- 第2回
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全国のMJファンの皆様、こんにちは。
認定プレイ中に次回のレポートネタを考えてしまい、対局に集中しきれないパンスカリンです。
2回目は、6月の認定雀士を目指してシャカリキに半プロ戦を打っていた4月のある日の
出来事を紹介いたします。出だし好調で迎えた幻球戦、7~8巡目に一副露の混一満貫テンパイが入り、
余った白が幻球戦相手の国士無双に突き刺さる。国士狙いは分かっていたが、早い巡目だったため、これはしょうがないと気持ちを入れ替え、
次の2戦を1着2着と復調したかに思った3戦目に大きな落とし穴が待ち構えていた。序盤から苦しい展開が続き、ラス前の親番をあっさり流され、
残り3000点弱の断ラスで迎えたオーラス、場風の南がトイツであるものの
それ以外はタンビン三色が狙える配牌が入る。捨牌が二段目に差し掛かった頃に、上家から生牌の南が切り出される。
当然スルーして南のトイツ落としにでる。
この瞬間、地獄の入口への門が開いた事など知る由もなかった。
下家の親がトイメンから東西北を3連続ポンしたのである。
あまりの急展開に呆然となる私に否応なくツモ番が回ってくる。
意を決して3枚目の南を切るも、ラグが発生した瞬間、全てを悟ったのだった。
親の小四喜である。麻雀人生初の2回の役満放銃、1半荘で3桁のマイナスポイントを喰らう悪夢の1日でした。
ズタボロにされた日には癒しを求めて、あるYoutubeの動画を見ることにしている。
サンマでダブリー国士の九索待ちに敢然と索字の面清で立ち向かいながら、
4枚目の九索を引かされ暗カンにより討ち死にする潔い姿である。おそらく撃沈したと思われる彼の「俺、頑張ったのに」の一言が、明日の闘牌へ
私を導いてくれるのでした。
- 第1回
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全国のMJファンの皆様、はじめまして。
6月の認定雀士を務めさせていただきますパンスカリンと申します。さて、以下は5月の東プロ戦のある一局の配牌です。
48二六九(1)(8)東南西白発中
MJでも採用されてはいませんが、役満扱いの古役「十三不塔」の十三面張テンパイである。気合いを込めて第一ツモに臨むが、引いて来たのは意外にも「北」でした。
十四牌全てが孤立牌状態となってしまったのである。
気になった私は、帰宅後すぐに古役のWikipediaをチェックしたのでした。
すると、十四不塔も存在していました。ちょっと得した気分を感じることが出来ました。
古役のページを読み進めていると、ふと中学時代(30年以上前)
に読んだ本に載っていた古役を思い出した。著者、役名等は失念してしまいましたが、成立条件は、
索字の面清で嵌五索をツモあがるというものでした。五索は中央部分の図柄が朱色になっており、これを女性のシンボルとみなして、
この役を和了った者は、生涯女性運に恵まれるといういわれが記載されていました。Wikipediaにはこの古役は掲載されておらず、検索条件を色々と変えてみても
ヒットするものは出てきませんでした。NPMの皆様、この古役名をご存知でしたら、プレー日記やプロコラムに
書き加えて頂けると有難いです。ちなみに、不幸にも(幸いにもかも)この幻の古役を成立させていない私は、
気楽な独身生活を続けており、何の気兼ねもなく全国の強豪との
闘牌を求めてMJ筐体に100円玉を投入するのでありました。