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MJ.NET認定雀士

MJ.NET認定雀士

三人打ちプロリーグ  2012年8月度MJ.NET認定雀士  暴君こうちゃん

第2回

八月の認定活動終了しました。
こんにちわ。暴君こうちゃんです。

今月は忙しくて全然打てなかったのが残念です。
機会があればまた認定狙ってみたいです。

それでは今月の成績です。

一位回数:54
二位回数:63
三位回数:57
平均順位:2.02
合計スコア:+57.2
雀帝○*3→○*4

スコア-500から後半で巻き返せたのが個人的には上出来だと思いますが、
やはり前半の不調は大きかったというのが今回の内容です。

感想としてはmjの三人麻雀プロリーグのレベルが高いと思いました。
とくに上位層の方と打っているとミスをしてくれない。従って捲り合い勝負になる。
そして捲り合い勝負でよく負けました・・・。みなさん強いです。

そんな激戦の中でチャットしてくれたり、球戦で盛り上がったり、
知り合いとマッチしたりとかなり思い出に残る一か月でした。
楽しかったです。

ありがとうございました。そしてこれからもマッチしたら熱い対局待ってます。

暴君こうちゃん


第1回

こんにちは、暴君こうちゃんです。

第2週は大阪でのバイトが忙しくて一回も打てませんでした。無念。
3週目は実家の愛媛に帰るので mj いーっぱい打ちます。歓喜。

ということでネタがないのですが、折角こういう日記を全国発信できる機会があるので
少しだけ暴君こうちゃんの麻雀持論を書かせてもらいます。

僕は基本的に麻雀中は8つのことを考えながら打っています。

1.牌効率
2.牌山読み
3.相手の手牌と打点読み
4.押すか降りるか
5.リーチするかどうか
6.鳴くかどうか
7.(晩御飯のこと)
8.自分の打牌が相手にどう影響するか

今回は8番目の【自分の打牌が相手にどう影響するか】を書きます。

さて!みなさんはコレを意識したことありますか?
どういうことなのか、簡単な例をだします。考えてください。
河にマンズとピンズが大量に切られている相手の手から終盤に字牌→ソウズが
手出しで出てくるとどうしますか?
答えはたいていの人が警戒する、そして降りるか回るかではないですか。
ではみなさん、何故そうやって警戒するのでしょうか?
答えはテンパイ気配が出てきたから。みえみえの高い手に振り込むと損だから。

長くなりましたが、このことから得られる教訓は
【相手の打牌により自分の打牌が変化する】です。

他にもドラが出ればそれなりのシャンテン数だろう、とか。
リーチ者に対して無筋を通せば現物待ちかテンパイかだろう、とか。
人は(特に麻雀の上手な人は)相手の手を打牌から推測します。

僕はこれを逆に利用する事を考えているのです。
読みの重要な秋刀魚においては特に有効。四麻でも使えます。

具体的には、まったくあがりが望めない手配であからさまな染めを
強行する→中盤に字牌→染め牌を切り出す。
これはかなり有効で、特にドラ色や字牌がドラの時に使えます。
少なくとも切り難い牌を持つ相手の手を遅く出来ます。
麻雀というのはテンパイが3順も遅れればその手は相当あがり期待度が落ちます。
つまり少しでも相手を遅らせられれば十分意味ありなのです。
他にはあがれない手牌から真ん中の筋だけを連打する。
そうすると相手はこの両面ターツって枚数ないなと判断すればそこを嫌います。
するとどうでしょう。折角の両面ターツを落とすとなかなか他で面子を作るのは時間が掛かります。
これで作戦成功です。
目立つことが重要なので染め牌をきる時にmjについてある強打機能も実は
地味に使えたりもします。
また切る前に考えてるフリをするためにキー牌をきる時に時間を少しだけかけて
打牌することも使えます。
これらはこすいテクニックのようですが麻雀の面白さはこういう嘘か本当かの
読み合いの部分にあるのです。
もてる技術は全部使う、これが麻雀で楽しみながら勝つ秘訣です。
ただ惰性で牌をきるのでは味わえない楽しみですよ。
不確定な部分を操ることの出来る人が勝てる、グラスワンダー氏の言葉が的確だと思います。

最後にひとつ、僕の考察でかなり面白いのはリーチの仕方でかなり打牌は影響します。
みなさんのリーチを決める理由はなんですか?
自分の手があがれるかどうかでリーチをするか、手代わりをみてダマにするか、
打点を拾えるからダマか、高い色だからダマか、一巡待ってリーチとかで判断するのではないですか?
実はみなさんが思っている以上に「リーチ!!」という声は相手の打牌を大きく変化させます。
例えば12234の辺3の悪い形でテンパイしているとして、手代わりをまって
ダマを選択→3順後に2か5が入ると仮定します。
相手はその3順に危険牌を処理できます。
そして迎えた三順後絶好の形でリーチした時、相手は危険牌を3枚処理し
テンパイする→追っかけリーチ。これでは互角のめくり合いなのです。
しかし例え待ちが1枚しかない超愚形でも3順はやくリーチ!!というだけで、
相手の中では「やっべ、切れない牌が3枚ある、回るか、降りるか」という話になります。
これにより手代わりを待ってる間に追いつかれて1対1の勝つか負けるかのめくり合いが、
1対0の負けなしの一人旅になるのです。これはあがれなくても価値があるのです。
なぜなら失点しないからです。負けがないからです。リーチは高い手であがるためではなく、
相手を降ろすために掛けるという選択もあるのです。
一度リーチした局をリプレイに送って見てみると面白いですよ。
周りが降りたり、下手に回ってくれたり、すごいときはテンパイ崩しも拝めるんです。
ダマにしてると追いつかれてめくり合いで負けてたのになぜか即リーチすることで相手が降りて、
しかもおかげで局面が長引きラス牌をツモれたなんてことザラにあるのです。
自分がリーチで上がった局を見直してみてください。周りの苦悩と葛藤を拝めますよ。

長くなりましたが、まとめておきます。
麻雀というのは思っている以上に不確定である部分が多いものです。
何切るでみんな解答がばらばらになりますし、ツモがわからない、
相手の手もわからない。裏目が8割の正解のないゲーム。
こんな状況で自分が主役になり卓上ですべてを支配する
独裁者になることが出来ればどれだけ強いものか。
そのために自分の打牌で相手を動かせるようになれるよう
日々考えながら打つのはいささか楽しいものではないでしょうか?

それではみなさまマッチの際は熱い対局をお待ちしております!!

暴君こうちゃん