プロ卓半荘戦 2015年3月度MJ.NET認定雀士 範馬勇次郎
早いもので、認定活動も最終週となりました。
前回の予告通りイベントに参戦するも、まったく振るわずでした。
いつもプレイしているプロ卓と違い、リーチをかけても対戦相手の
皆様が全く降りる気配もなく、攻められっぱなしのいいとこなしでしたね。
東風戦ならば、ゼンツ系雀士になるのも一つの立派な戦術といったところでしょうか。
大変勉強になりました。
前回はかわし手に関してお話しました。
なんだか地味な話ばかりですが、今回のテーマはリーチです。
参考になれば幸いです。
東3局0本場
ドラは二
ほぼ動きの無い状態で迎え た親番
6順目に以下のようなテンパイを入れた。
234赤五六七(1)(2)(3)(6)(7)(8)二
手変わりはいくらでもある。(4)を入れれば、タンヤオになるし
数牌の周りの牌を引けば、ピンフにもなる。
でも私はこのままリーチが一番良いのではないかと思うのです。
長所は早いリーチがかけられること。打点が見込めること。
短所は待ちが悪い。
押さえこめて、打点があればリーチでいいんじゃないかと。
やっぱり早いリーチって嫌じゃないですか。私は嫌いです。
結果は私のリーチ後の捨て牌に五が切られたことが決め手になったのか、
上家がだしてくれました。ドラ打ってでも押したい手配の人もいれば、
現物切れの状況で苦し紛れに後筋のドラを打つ人もいるってことですかね。
リーチはかけ得なんて書いてある戦術本も見た事あります。
面前でテンパイして、何かに困ったらリーチしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私の上がりの状態はリーチ42.20%(37.90)闇聴11.60%(19.73)鳴き46.20%
(42.37)
()は全国平均です。
それではまた。
【SCORE】
合計SCORE:+998.4
【順位】
1位 38回 2位 31回 3位 28回 4位 22回
平均順位:2.29
アガリ率:23.95% 振り込み率:11.22%
最終段位
最強位Lv15×16
範馬勇次郎
認定活動も折り返し地点となりました。
前回は守備に関する1局をご紹介しましたが、
今回のテーマはかわし手です。
参考になれば幸いです。
東4局1本場
ドラは東
27500持ちの2着目、トップは33300点
親はラス目の上家。
配牌は下記。
三四五六(1)(2)(3)(4)(4)(8)(8)5東
なかなかのまとまりのある好配牌。
10順目親からリーチが入る。
親の河は下記。
西南(9)北発白中東二2
私の牌姿は下記。
三三四五六(2)(2)(3)(4)(4)(5)(8)(8)ツモ七
タンピン系を目指しいっぱいに受けていたためにまるで現物がない状況で
そこに絶好の七を引いた。
現物が1枚でもあれば、中抜きしてでも降りていた。
悩みながらも、かなり危険だが(2)を強打。
次順トップ目の下家から追っかけリーチ(ツモ切り)
上家は打五、これを鳴けばテンパイできるが、そのためには三を切らなくてはならない。
2軒リーチにこれは押せない。その後、2順の間で三、六が通る。
さらに次順に上家から八が打たれ、これをチーして、打三。
三四五(2)(3)(4)(4)(5)(8)(8)チー六七八
現物の三を打って(3)(6)待ちテンパイ、なおかつ手配には現物が2枚もあり、
いつでも降りれる手配にした。
ちなみに上家のテンパイは(1)(4)(7)待ちの高め(4)(7)のメンタンピン赤1
下家はドラの東トイツの789の三色ドラドラの間(8)待ち
後で確認したが、上家、下家のあがり牌が山に1枚ずつ、私のあがり牌が山に2枚。
互いが互いにアガリ牌を食いつぶすような手配であった。
流局間際、その1枚の差が効いたのか、(3)をツモり、
タンヤオのみの1000点のあがり。リーチ棒2本もうまいが、
やはり2人の勝負手を潰せたことが一番大きいと思う。
現物以外を引いた瞬間に即降りる気でいました。
やはり2軒リーチは基本的にはべた降りが正解であると思うが、
今回はこのようにギリギリであがることができました。
私 にとってかわし手とはそんな存在です。
しかし、牌譜を見てみると鳴かなければ、面前でテンパイでき、
上家から直撃できていたのは無かったことにしていただきたい。
3週目は結構厳しい状況で、マイナスで終わりました。
でも幻球は2個増えました。
最終週は私の好きなゲームのイベント龍が如くCUPがあるので、
認定雀士らしく、参加しようと思います。
【SCORE】
合計SCORE:+828.2
【順位】
1位 35回 2位 30回 3位 27回 4位 21回
平均順位:2.30
アガリ率:23.31% 振り込み率:11.40%
最終段位
最強位Lv15×11
範馬勇次郎
前回は3人打ちをお勧めしたわけですが、
今回は4人打ちの実践譜を紹介したいと思います。
4人打ちは3人打ちと違い、3人が上がりに向かってきます。
つまり、あがるのは他家が多くなり、3人打ちよりも
守備力が一番大切な技術となります。
南3局
トップ目が下家で45300点
自分の親も流れ、トップはもう厳しいという状況。
球戦相手は上家で4900点対面と私がほぼ原点ドラは東
7順目トップを独走する親からツモ切りリーチが入りました。
その時の親の捨て牌は以下
二一9(5)五(9)九
私の手配が以下
四四四 七(4)赤(5)(8)(8)577発発
はっきり言って、まったく勝負する気はなく、配牌からトイツの発も
鳴かずに持ってました。現物は赤(5)のみ。
先に答えを言ってしまうと親リーはチートイドラドラの七単騎待ち。
次順対面の切った(5)に上家がチー捨て牌からピンズの染め模様。
私は第1打に赤(5)。はい勝負する気ありません。
上家の染めてが仕上がる前にピンズはさっさと処理するべきでもあります。
現物0の状況で発のトイツ落とし。鳴かなかった甲斐があります。
そしてツモれず順目は進み15順目。
上家が456、567ともう1つ仕掛けて2フーロ。
私は打 てる牌もなく、筋の(8)トイツ落としして手配は以下。
四四四四七七(4)345777白
親の捨て牌は以下。
二一9(5)五(9)九(6)(3)(3)(4)六一発一(8)
このとき捨て牌から五が全て現れ。七が通せそうかもと思ってしまう。
ソウズもつらい。まだ現物の白と(4)があるが(4)は上家に危なそう。
ここで私は四をカンしました。そして白を打ちだします。
しかし、冷静に考えると五が全てとんで、捨て牌に一があることから
四は絶対的な安全牌。カンすべきではなかったと少し後悔。
カンチャンも単騎もあり得ないですからね。
次順7を引き、手配は以下
四四四四七七 23457777(4)
(4)を切れば6待ちのテンパイ。
このとき、上家は(112233)東チー(456)チー(567)
東待ち満貫テンパイ。
私は(4)を切りテンパイにとったが、やはりここは四をカンしないで
四のカンツ落としを実行すべきだったと思った。
その後、下家が七をツモあがり、裏ドラも乗り、倍満のあがりとなりました。
改めて、守備の大切さを思い知った1局となった。
今月は調子も良く、結構勝てています。
順位分布もビスケットオリバのような見事な逆三角形。
すいません。知らない人はスルーしてください。
それ ではまた。
【SCORE】
合計SCORE:+933.2
【順位】
1位 29回 2位 24回 3位 18回 4位 15回
平均順位:2.22
アガリ率:24.13% 振り込み率:11.28%
最終段位
最強位Lv15×9
範馬勇次郎
こんにちは、3月度の認定雀士をさせていただくことになった範馬勇次郎です。
久しぶりの認定雀士です。
前回認定雀士をしたのが、遡ること1年位前になります。
今回は現在に至るまでのお話をしたいと思います。
3か月くらい前の話になりますが、3人打ちを2か月程プレイしました。
3人打ちはマンズの2から8が無く、対戦相手も3人。
手配の種類も2種の色だけという異色のルール。
必然的に手配が狭められ、相手の手をよみやすくなり、相手の手を読むという能力が4人
打ち以上に求められると思いました。
特に、他家の高い打点の手の有無、テンパイなどを読み、
危機回避していくことが非常に重要です。
場合によってはリーチですら、ピンポイントでこの筋が本線と読める場合もあります。
読めないことがほとんどですけどね。
その後、4人打ちに戻ったわけですが、その経験が現在に生き、最強位lv2程度だった
のですが、ぐいぐいと段位を上げていくことに成功しました。
4人打ちで今まで以上に勝てるようになったと個人的には思っています。
自分の能力に少し限界を感じている方がいらっしゃいましたら、
3人打ちをプレイすることをお勧めします。
そこでの経験により、4人打ちも違う目線で見ることができるかもしれません。
今週はそこそこにスコアを稼ぐことができたので、満足はしていますが、
私の球戦相手が暴れることが多く、幻球はマイナスで終了しました。
【SCORE】
合計SCORE:+341.3
【順位】
1位 13回 2位 15回 3位 10回 4位 9回
平均順位:2.32
アガリ率:22.85% 振り込み率:11.02%
最終段位
最強位Lv14×10
範馬勇次郎