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MJ.NET認定雀士

MJ.NET認定雀士

プロ卓半荘戦  2015年8月度MJ.NET認定雀士 TAKATO

第4回

「たかがゲームに何熱くなってんだよ……」
とあるネットの掲示板でこんな言葉を目にした。

あなたにとって、このゲームはどんな存在だろうか?
単なる一人の趣味か?別に勝っても何になる訳でもないんだから、熱くなる必要なんて無いかも知れない。

でも、今の俺ならこの問にはっきりとこう答える事が出来る……。

MJと出会って6年。
自分にとって、最初は単なる趣味でしかなかった。

時が経ってこのゲームにどんどんはまっていき、段位も上がって、ブログを始めて……。
どうしたら上にあがれるのか、どうしたら強くなれるのか?

そんな事を考えながらこのゲームをやり続け、気が付くと俺は沢山の人と出会っていた。

ネットの世界を飛び出し、一緒にジンギスカンを食ったり、一緒にリア麻をしたり……

一緒にフランクフルトを頬張りながらMJしたり、缶コーヒーをご馳走して貰ったり……

仲間からプロ卓の情報が逐一報告されてきたり、初の半荘認定になったときに一緒に喜んでくれた仲間が居たり……


俺は最初、自分自身の強さでここまで来れたと思っていた。

でも、それは違った。

多くの人と出会い、沢山の経験をさせて貰って……。
俺の中で最早かけがえなのない存在になった人達の期待を、知らぬ間に背負っていた。

そして、そんな大切な人達の期待に応えたいという想いが、俺の強さになっていた。

きっとこの出会いがなければ俺はここまで強くなりたいと思っていなかっただろう。
もしかしたらMJなんてとっくにやめていたかも知れない。

だが、俺は今もこうして熱い気持ちでMJを打っている。
そして、そんな俺の姿をきっとどこかで見てくれている仲間が居る。

「たかがゲームに何熱くなってんだよ……」
当たり前だろ?自分が熱くならなきゃ、他人のハートを熱くさせるなんて出来やしないんだからさ。

もしかしたらこの先、このMJというゲームが消えるときが来るかも知れない。

でも、このゲームで出来た繋がりは消える事はないだろう。
それはきっと……俺がどんなに大人になったとしても……。

ありがとうMJ!!
まだまだこれからも熱く戦い続けようぜ!みんな!!


第3回

MJで勝つために必要な事、それが何かわかるかァ!?
この日記を見ている画面の向こうの青年、答えてみろ!!


……ふむ、「相手の手を読み、必要とならば安手に差し込みにいく事」か。
確かに必要な事だ!自分の手だけに溺れていては勝てないからな!!


そこのお前は「体調を万全に整える事」だと!?
それも大切だ!!俺みたいに自分の巡目が来た頃には眠っていて、手牌に必要な赤⑤をツモ切りしてたりしたらダメだぞォ!?


……えっ、何?「僕は他の人の打ち筋を見て、自分の麻雀に活かす事」だって?
……少しは自分で考えて下さい。君のそういうところが嫌いです。




俺が必要だと思う事。それは、どんなにトップと点差が離れていようが、テンパイ連荘で粘る事!!
君達にも経験があるだろう。断ラスのラス親がテンパイ連荘を繰り返し、やがて大逆転でトップをかっさらっていくという経験が!
どんなにくすぶっていようと、悪あがきをして粘る事で、卓上の流れを掴む!
MJの半プロにおいて、テンパイ連荘はまさに驚異!逆転への切り札!
今回は俺なりの流局時テンパイ率の高め方を教えてやる!!



まずは断ラスで自分の配牌が恐ろしくボロボロの時!

一三四2689(3)(9)南西白發


辛いな……泣きそうだぜチクショウ!!
そんなとき、上家が第一打「二」を切り出してきた!


鳴くんだ!泣きてぇだろう!でも泣いちゃダメだ!もう鳴くしかないんだお前は!!
アガれるなんて考えちゃダメだ!配牌を見て、瞬時にアガリを諦めるハートの強さ、そしてテンパイを目的として動く反射神経が大事だ!
……因みに「一三」の形で鳴いて四を切るんだ!チャンタの可能性があるから、諦めるっても、アガリの可能性も少しは残さなきゃなんねぇ!
あと役牌は出来るだけ一枚場に切れてから切るんだ!
それは、この手牌で他家に鳴かれてしまったらほぼテンパイ流局は不可能に近いからだ!それに、役牌が重なる可能性もあるしな!ついでに言うと、役牌どれかが重なったら初牌でもバンバン切っても良い。アガリの種が出来たらアガリに向かうんだ!でも、重なるまでは出来るだけ初牌は切っちゃいけない!!……わかる?


そしてもう一つ!
テンパイまで後4巡という状況で下の手牌だ!


24789發發   鳴き 一二三 西西西


頑張ったなこの野郎!ここまでくれば二本場はもう目の前だ!
が!しかし!この状況で!人の気も知らねぇで下家がリーチをかけてきやがった!!
そのリーチに対する現物は發のみ!だが、こっちも退く訳にはいかねぇ!だが、危険牌をツモってきたらどうしたら……。


そんな中、上家がリーチ現物の「3」を切ってきた!
鳴くんだ!!これこそテンパイ連荘への最後の希望!そして切るんだ!現物の發を!

危険なツモを避けつつ、身の安全も確保出来る一打。
これが出来るか出来ないかで流局時テンパイ率の差に大きく差が出る!
そして次順、上家が今度は「7」を切ってきた!
待ってたんや、この瞬間を!!これぞ鉄鳴き!いや、ハガネ鳴きだァ!!
そして切るんだ!二枚目の發を!!
これでほぼテンパイは確定したようなもんだ!
後は他家がアガらない事を祈りつつ、次の局に全てを賭けろ!


周りから見たら、情けねぇ事かもしれねぇ。みっともねぇ事かもしれねぇ。
でも、俺はそうは思わない!
麻雀で最も美しい瞬間!それは、決して勝負を諦めない者が起こす奇跡の逆転!
もし、俺がそんな逆転をされたというなら、どんなに周りは否定しようと、この俺だけは両手を叩いて貴様を祝福してやろう!!


第2回

いきなりですが、皆さんは麻雀の漫画などは読んだりしますか?
参考書ではなく、あくまで漫画です。

おっ!画面の前のあなたは「アカギ」が好きですか!
面白いですよねぇ!あれいつ終わるんすかねぇ!?

そちらの方は「ムダヅモ無き改革」が好きですか!
アカギ同様ねMJとコラボもした作品ですね!


……えっ?「俺はナナヲチートイツと花鳥風月が好き」って?


………みなさん色々な漫画が好きだと思いますが、実際参考書などではなく、漫画からもネット麻雀で有効な戦術を学ぶ事が多いです。
私が好きなのは、まず「鉄鳴きの麒麟児」という作品。
これはネット麻雀にハマりすぎた主人公が、家族を養うため、ネット麻雀で磨いた腕を頼りに歌舞伎町の雀荘で戦っていくという話なんですが、まずネット麻雀を舞台にしている時点でMJに通ずる部分がありますし、内容も非常にデジタルな目線で麻雀の戦術が描かれているので、とても参考になる事が多いです。

登場人物の中にもネット雀士などが多数出てきており、チャンスがあれば私も出演出来るんじゃないかな?と考えて居るんですが、どうですかねぇ……?……出れないかなぁ………。


続いて、もう一つ私が最も参考にしている&一番大好きな麻雀漫画「鉄火場のシン」という作品。
これは鉄鳴きの麒麟児が9:1でデジタル寄りの作品だというならば、鉄火場のシンはその真逆で完全にオカルト目線の漫画と言っても良いでしょう。

とにかくキーワードは「流れ」。
読めばわかる闘牌シーンの格好良さ、泥臭さ、そして美しさ……。
なんでしょうね……「名作」という言葉の他に、この漫画を表現出来る言葉は無いんじゃないかってぐらい私は好きですね。
これは認定日記なのであまり踏み込んだ事は書きませんが、読んだ事ない方は是非読んで欲しい作品です!
特にオカルト否定派のデジタル雀士は考え方変わると思いますよ!て言うか俺ん家来いよ全巻読ましてやっからさ!!

……しかし、ここにきて話は変わりますが、麻雀で強くなる事って皆さんどういう事だと考えていますでしょうか?
私の強さとは、どんな時も攻撃あるのみ、相手の攻撃を跳ね返すぐらいの力を付ける事が麻雀の強さだと思っていました。

そしてその攻撃に磨きをかける為に色々な参考書や漫画を読み、知識を付けてきました。
でも、それって強くなるって事なのかと今になって思う事がよくあります。

何故なら、知識を身につける事で、場に切れなくなる牌が多くなってきたからです。
それは麻雀を知りすぎた故に身に付いてしまった弱さなのかも知れません……。

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例えば全員があがりトップというオーラス、相手が手出しで筒子の(7)を河に切り、数巡後にその相手から(5)を切ってのリーチが入る。

あがればトップ、振り込んでしまえばラスという緊張感の中、私がツモってきた牌は自分の手牌とは関係のない、筒子の(6)だった。

……恥ずかしい話、私は初めて認定雀士になった時、正直この場面の(6)がどれほど怖い牌かと言う事がわかっていなかった。
わかっていないからこそ、この時の私は自分があがる為にこの(6)を何の躊躇いも無く河に切るだろう。

この(6)を切るということでどんな結果が待っているのか?
もしかしたら相手にあたらず、この(6)を通した事により自分があがり、トップになる事が出来るかも知れない。
そして「なぜあの(6)を通したのか?」と聞かれたときに、知識のない私は「自分の手牌に必要無かったから」と答えるであろう。


だが、今の私は知ってしまった。
麻雀というものを知りすぎたせいで、この(6)がどれ程怖い牌なのかと言う事を……。


ただ振り込みの可能性が高いだけではない。
この牌を切る事で与える周りへの印象、そして周りからの評価。


それを全て跳ね返せる信念と自信が、今の自分にあるだろうか?


だからこそ、今一度私は自分に問うのだ。
自身初の四麻認定になった自分に、自分の求める強さとはなんなのか?そしてその答えを。


第1回

全世界約70億のTAKATOファンの皆さん!お ま た せ!!
いやぁ~なっちゃたねぇ遂にぃ!ねぇ?何かいつもと違うでしょ?わかる?
えっ、テンションが違う?そりゃ違うよ!それの理由聞いてんだからさ、冗談はよしなよ。

実は今回は今までと違い、何と半荘の認定なんですよ!
これで念願の四麻・三麻両リーグでの認定を成し遂げたって訳ですよ!!
………凄くない?うん、普通に書きますか。


さて、今回の半プロ認定と共に始まった第二期最強位バトルですが、皆さん参加してますか?

……おっ、画面の向こうのアナタは参加されてるようですね。
あっ!あちらの方も参加されているようですね。いいですね、いいですね。

……えっ?「俺も参加してるよ!」って?
知らないよ!興味ねぇわ!!雀聖に落ちてろホントに……。


私の方はと言うと、第一期の方ではあわや、三麻最弱神の称号を欲しいがままにするところでしたが、何とか-60個ぐらいで済んだので良かったです。
そういう事もあり、第二期の方ではかなり気合いを入れて臨んだのですが、流れは変わらず三麻の最初の一戦から大三元に放銃するスター性を発揮しております。
それだけ負けても最強位だらけの面子は楽しいという事もあり、つい打っちゃうんですけどね……。


とりあえず第一回の認定日記はこれぐらいにして、二回目、三回目は私なりのMJで勝ち残るために必要な事を教えちゃおうと思っておりますので、楽しみにしていて下さい!


あ、あとツイッターの方をやっておりますので、宜しければ@takato_0723の方、フォローオナシャス!
では、また次回!