認定雀士
プロ卓東風戦 店長倍損の上司 のプレイ日記
第4回
【④親友】
当時はスマホやLINEがなく、
連絡手段は「掲示板」というものを
使っておりました。
色々な方が書き込みをされて
おりましたが、その中で一人、
挨拶や言葉遣いが凄く丁寧な方が
いたのです。
何度か掲示板でやりとりをするうちに、
「この人と会ってみたい!」と
思うようになりました。
実際に初めて会った時は大人数での
オフ会でした。チームリーダーとしての
風格があり、手厚く対応してもらったのを
今でもよく覚えております。
そしていつの間にか、一人で会いに
行くようになっていきました。
お互いのプライベートも隠さず話し、
彼の優しさにいつも救われていました。
彼が愛知県に来てくれた時は
私の自宅に泊まってもらいました。
庭の組み木が燃え上がるのを二人で
ボーッと見つめながら、お互いの
今後の人生設計などについて、
時を忘れて語り合いました。
今でもその気持ちは変わらず、彼の事を
「親友」だと思っております。
二人ともMJ2でやめてしまい、あれから
16年ほどの月日が経ちました。
当時と比べるとお互いの生活環境は
大きく変わりましたが、またいつの日か
二人で熱く語り合い、酒を酌み交わしたいと
思っております。
MJ1〜2を通じて沢山の素晴らしい思い出が
ありましたが、一番を選ぶとするならば、
私は彼と出会えたことだと思っております。
あの時は色々とありがとうございました!
またいつの日か再会できる日を
楽しみにしております。
「強い人歓迎」リーダー
初代崇一郎さんへ
店長倍損の上司より
一ヶ月に渡り、私のつたない
思い出話にお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
MJは麻雀ゲームですが、人と人を繋ぐ
目に見えない糸のような存在だと
私は考えております。
これからも出会いを大切にし、
MJを通じて多くの方と交流して
いきたいと思っております。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
第3回
【③オフ会】
初めてオフ会というものに参加した時、
段位は確か『伏龍』だったと思います。
みんなで並び打ちをして、その後飲み会を
するだけだと思っていたのですが、
なんと実際に麻雀を打つ事になったのです。
MJしかやったことのない私には、
麻雀店に行くのも麻雀を打つのも初めて。
不安しかありませんでした。
そしてその不安は見事に的中しました。
「サイコロを振ってもどうすれば
よいのか分からない」
「どこからツモってどうすればよいのか
緊張して頭が回らない」
終始そんな状態で麻雀を打ち、
終わった後には
「伏龍なのにリアル麻雀はド下手だな。」
と言われました。
とても恥ずかしく、とても悔しかったのを
今でもよく覚えております。
それ以降、私はMJをプレイすると同時に
リアル麻雀も勉強するようになりました。
雑貨屋で麻雀牌を購入し、自宅でひたすら
サイコロを振ってツモる・切るの繰り返し。
その後何度もオフ会やリアル麻雀大会
などがありましたが、練習したおかげか、
バカにされることもなくなりました。
色々な方が愛知県に来てくださり、
私も日本全国を飛び回ってオフ会に
参加していました。
たくさんの出会いと交流がある中、
私は「生涯の友」だと断言できる
一人の男と出会いました。
続く
第2回
【②チームという存在】
ある日私がいつものようにMJを
プレイしていると、知らないおじさんが
声をかけてきました。
「うちのチームに入らないか?」
麻雀ド素人の私になぜ声をかけたのか、
未だにその理由は聞いておりません。
声をかけてくれた人の名は
『台場☆米軍兵S』さん。
チーム名は『全日本連合』。
これがきっかけで、私は色々な方と
出会い、学ぶことができました。
台場さんは私に麻雀を教えてくれたの
ですが、超スパルタでした…。
体育会系の指導に対して何の抵抗も
なかったので、私は台場さんの事を
師匠だと思って慕っておりましたし、
今でもその気持ちは変わらないです。
オリやスジ・壁などの必殺技も習得して
順調に成長していくと共に、段位も
どんどん上がっていきました。
自分でも信じられないくらいの速度
だったと思います。
こうしてチームに所属しながら
MJをプレイする日々が続き、
チーム同士が実際に会って交流する
『オフ会』というものが開催される
ことになりました。
無知な私はワクワクしながら
オフ会の日を迎えたのですが、
これが地獄の始まりでした…。
続く
第1回
初めまして!
店長倍損の上司です。
この度は16年ぶりに認定雀士になることができました。
1ヶ月間、全力で楽しみたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
よく「店長さん」とか「倍損さん」と呼ばれますので、まずはMJネームの由来からお話しさせていただきたいと思います。
【①倍損さんとの出会い】
あれは私が18歳の時でした。
ある日私は、大学の最寄り駅のすぐそばにゲームセンターがあるのを発見しました。
当時はバーチャファイター2に夢中になっており、強い人がいたらいいなぁと思いながら店の中に入りました。
そこの店員さんが倍損さんでした。
本名ではなく、常連のお客さん達が彼の事を「倍損さん」と呼んでいたのです。
そして、その理由はすぐに分かりました。
某2D格闘ゲームで、ボクサーキャラしか使わなかったからです。
22歳の頃、私はゲームセンターを経営する会社に勤めておりました。
久々に倍損さんに連絡を取ると、どうやら当時の店は閉店してしまい、困っているとの事でした。
私はすぐに彼に声をかけ、無事に入社。
こうして私は「倍損の上司」となりました。
数年後、倍損さんが店長に、私がエリアマネージャーになりました。
こうして私は「店長倍損の上司」となったわけです。
ある日、店長倍損さんが麻雀ゲームに夢中になっている事に気付き、麻雀は分からないけど、そんなに面白いならやってみようかな?と思いました。
最初に決めなければいけないのがMJネーム。店長倍損さんがどんなネームでプレイしているか覗いてみたら、なんのひねりもなく「店長倍損」でした。
じゃあ私は店長倍損さんの上司だから「店長倍損の上司」でいいや!
…
…
こうして麻雀のルールを全く知らない「店長倍損の上司」というプレイヤーが誕生したのです……。
続く
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