MJ.NET認定雀士

MJ.NET認定雀士のプレイ日記

2009年1月度MJ.NET認定雀士 是木 章吾

第4回

今日でついにプロリーグが終わりました。
認定活動が始まってからのこの四週間、本当にあっという間でした。

何百試合消化したか数えきれません。
残念ながら、月間スコアはとても人に言えるような成績は出せませんでした。
しかし、それゆえに学べた事もたくさんありました。
当然の事ですが、麻雀は下手な人とやり続けても、一向に上手くなれません。
上手い人の打ち筋をよく見て研究し、いろんな方から良い所だけをたくさん吸収して、
場数を踏んでこそ徐々に上手くなっていくのだと思います。

プロリーグは、本当に強い方しかいない為、今の自分のレベルを知ることができる最高の場所だと思います。
認定になる前と認定になった後とでは、明らかに違うものを見つけました。
それは、マークされ具合です。そのマークをかわして、手を進めていく事の難しさを知りました。

この経験は、認定にならないと味わえない貴重な宝物だと思っております。
無駄になった事は何ひとつありませんでした。
私自身、また少し上達したのではないかと思います。

貴重な体験ありがとうございました。心より感謝致します。
残りの3日間、思う存分麻雀を楽しみます。


第3回

認定活動を始めてから三週間が経ちました。
第三週目のこの一週間は一番苦しい一週間でした。
何が苦しかったかと言いますと、打てども打てども誰にも勝てない一週間だったからです。

初めてと言ったら大袈裟ですが、かなり久しぶり(どのくらい前か記憶にないくらい)にS2に降格しました。

今日までずっとS1を維持し続けてきて、それが当たり前になり、降格するなどという事は考えてもいませんでした。
それゆえに、カードを挿した時に出てきた「S2に降格」の映像を見た時は、ショックが隠せませんでした。

この自信でしょうか、『認定雀士になったのでS1に居て当たり前』と思うこの自信の過剰さが戦績に表れたのではないかと思います。

人間、変な自信を持つと普段はやらない行動を取ってしまいます。
麻雀で言うならば、今までなら必ず止めていた牌を何の根拠もなく「通るに違いない!通してみせる!」等と勝手に思い込み、切るのです。
そして放銃。愚か者です。

今月の振込み率が良い例です。
二ヶ月前の、認定雀士になる事だけを夢見てプロリーグにひたすら全ツッパしていた頃の振込み率が8%です。
そして今月、念願の夢が叶い調子に乗っている今の振込み率がなんと16.67%です。
この差を知った時、思わず絶句しました。
当然アガリ率にも差は明確に出ており、真剣に反省しました。
もっと謙虚にならなくてはいけない!
頭では分かっていても、体が言う事を効いてくれないのです。
これは一度経験して痛い目に遭わないと容易には直せません。

ある人にこういう事を言われました。
「認定になる事はとても大変だ。しかし、なった後も尚、スタイルを崩さずに自分を見失わずにやり続ける事はもっと大変だ。」と。

私は今、一人のライバルと「一緒に認定になろう!」という固い約束を交わしています。
前回の日記でも述べましたが、もう一度認定を目指します。
そして同じ月に、二人で一緒になる事が私の今の一番の夢です。
いつかその夢が叶った時、調子に乗っていた頃の自分を思い出し、二人で最高に楽しいMJライフを送ります。
失敗の後に成功があり、そしてその先には最高の幸せが待っている。
これを胸に、これからもっともっと腕を磨いていきます。

残り最後の一週間、必ずS1昇格を出してみせます!


第2回

昨日から第12回全国大会の予選が始まり、プロリーグの接続人数が減りました。
昨日も今日も平均320~350人ぐらいでした。
大会の予選が行われている中、それでも尚プロリーグをプレイされてらっしゃる
全国の方と熱い闘牌を交わしたく、本日も参戦してきました。

予選に目もくれずプロリーグをされている方は、認定雀士を目指している方、
若しくは称号のより上を目指し幻球の争奪を求めている方だと思います。

中には、既に予選突破のボーダーをクリアーされてからプレイされている方も
いらっしゃるとは思いますが、大半は前者の方だと思います。

本日5試合プレイして、結果は3、2、2、2、4位でした。
本日対戦した方全員には共通する物を感じました。
それは、「トップだけを狙っている勝利への執念」です。

本日の戦績に2位が3回ありますが、全て捲くられの2位です。
トップを取っていかれた方は、常に頭の中で点数の計算をし、リーチをするか黙でいくか、
トップにならないアガリは見逃すか等をしっかり考えておられました。
これは、龍クラスや神クラスの方は毎回やっていますが、今日私が対戦したほとんどは、
段位者の方か者クラスの方でした。これには感銘を受けました。

現在、私のプロリーグ月間スコアは‐181で順位は2427位です。
恥ずかしくて公表したくありませんが、そして認めたくもありませんが、これが現実です。

今月の私に無い物、そして今プロリーグに全力投球されている方に有る物、
それはまさに「トップへの執念」だと感じました。

現在50位以内におられる
「冬のミルク」氏
「★★リオ★★」氏
「教室生ユウ」氏
「えにくす?」氏
「サソ」氏
には一生頭が上がりません。
私は、もう一度認定を目指します!
そしていつかまた選ばれた暁には、今度こそはしっかりとその役割を果たし、
50位以内に名前を残して活動を終えたいと自分に誓いました。


第1回

半荘プロリーグにて今月の認定雀士「藤☆麗☆重☆亀」さんと同じ卓になりました。

先日、同じく認定雀士「夢街道」さんと同じ卓になり、ボロボロにやられました。夢街道さんの方が三枚も四枚も上手でした。

という出来事があったので、今日こそは同じ認定として互角の勝負をして、最後は僅差で勝ちたい!という思いがありました。

そして、藤☆麗☆重☆亀さんが親の時、私に満貫手が入りました。

巡目はハッキリと覚えてないんですが、おそらく十巡目ぐらいだったと思います。
親の藤☆麗☆重☆亀さんからリーチが入りました。その時の私の手がこれです。


五六七 678 ○○○○○○ 白白

現物が一枚もなく、白の対子落としで廻したかったのですが、白は場に一枚も見えてない生牌。
親の河は字牌が切りにくい捨て牌。よって、リーチで追っかけるか、黙かで悩みました。
ここでタイムをフルに使い、ずいぶんと長考しました。そして、私が出した答えは…

ドラ切り追っかけリーチでツモあがり狙いか、親の現物出あがり期待です。

そして私がリーチをした瞬間、画面がフリーズしました。「どうか、下家の鳴きのフリーズであって下さい!」と祈りました。
しかし、世の中そんなに甘くはありません。
見事に親から「ロン!」でした。待ちは単騎だったのですが、一発がついて親満直撃です。
相手の方の待ちは悪かったと思いますが、それ以上に私の判断はどうかしていたと思います。

結局この放銃を境に、南四局まで私には一切手が入る事はありませんでした。
当然だと思います。親のリーチ一発目にドラ切り放銃、こんな打ち方をしているようでは運さえをも逃します。
一生勝つ事はできないと反省しました。

私に目を覚まさせてくれたあの一局を作って下さった藤☆麗☆重☆亀さんに今はとても感謝しております。
この経験を活かし、これからも精進していきます。

段位 伏龍

月間スコア +200

順位 480位