• よくある質問
  • プロの一打
  • 朝倉先生の麻雀講座
    • 点数計算 2
    • 点数計算 1
    • 待ち牌理解 2
    • 待ち牌理解 1
    • 牌効率 2
    • 牌効率 1
  • MJ5情報

特集

朝倉先生の麻雀講座

牌効率 2

こんにちはー(*^_^*)
日本プロ麻雀協会の朝倉ゆかりです。

トレーニングモード理論編の牌効率問題について解説をしていきます。
今回はチートイツ含みの問題に焦点を当てていきますね。

まずはこの問題です。

チートイツのイーシャンテンでもあり、難しそうですね。
候補としては 辺りでしょうか。
ではそれぞれのテンパイ種類と枚数を計算してみましょう。

・・・
(8種)
⇒8×4−8=24枚

・・・
(8種)
⇒8×4−7=25枚

・・・
(8種)
⇒8×4−10=22枚

・・・
(7種)
⇒7×4−5=23枚

この結果からこの牌姿では、
とするのがもっとも手広いイーシャンテンになります。
チートイツの可能性も残す、
や打 は若干狭くなるのが意外ですね。

ではこの問題はどうでしょう?

こちらもチートイツのイーシャンテンでもある手牌です。
候補は でしょう。
では計算してみましょう。

・・・
(8種)
⇒8×4−9=23枚

・・・
(7種)
⇒7×4−6=22枚

・・・
(7種)
⇒7×4−9=19枚

・・・
(7種)
⇒7×4−6=22枚

この手牌はシュンツ系に受けた時のマンズの受け入れである
がチートイツの受け入れとカブっているため、
チートイツと両天秤に受けた方が広くなるケースですね。

チートイツのイーシャンテンは、
通常受け入れが3種9枚とかなり狭いです。
面子手と複合して、尚且つ受け入れがカブっているときのみ、
チートイツも見た方が広くなる程度です。
どうしてもテンパイしたい局面では、
チートイツを狙わない方が良いと言われる理由はここにあります。

麻雀は牌効率をただ追うだけでは勝てません。
局面は常に変化し、
その時その時で打牌選択は変わりますし、
オリることもたくさんあるからです。
しかし牌効率という基礎を身につけて、
そこで初めて手役や点棒状況との兼ね合いができるのです。
牌効率をマスターし、
一打一打最高の期待値を導き出すことができれば、
一流の打ち手の誕生です!