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特集

朝倉先生の麻雀講座

待ち牌理解 2

こんにちはー(*^_^*)
日本プロ麻雀協会の朝倉ゆかりです。

今回はトレーニングモード理論編の待ち牌理解問題の中から、
みなさんの正解率があまり高くなかったものを
いくつかチョイスして解説していきたいと思います。

今回はこの問題からです。

ピンズで1面子できているので、
ソウズで3面子+1雀頭を作りましょう。
まずは、 を抜いて で見ます。
更にこの形の を対子と暗刻でそれぞれ抜いてみます。
すると、 の形から
の形から が待ちなのがわかります。
次は を抜くことで が残り、
も待ちであることがわかます。

この時点で が待ち牌なのがわかりました。
ここで「 も待ちになるんじゃないかな?」と思った方は、
仮定の方法で確認してみましょう。
つまり、まず先に が待ちとなる塔子を抜き出します。
この牌姿で が待ちになる塔子は だけですね。
その を抜き出して、
残った形で2面子1雀頭ができていれば、
が待ちとして成立するわけです。
さて、残る形は となり、
2面子1塔子になってしまいました。
つまりは が待ちにはならないということが証明できます。

では次の問題に行きましょう。

これもまずは面子の抜き出しを行って、
待ち牌を絞っていきましょう。
で抜き出すと、 が残ります。
これにより、ノベタンの形で 待ちがわかりましたね。
次は を暗刻で抜き出しましょう。
が残り、
の変則3メンチャン待ちが見えました。
あと待ち牌の可能性があるのは、 くらいですね。
ではこの2牌を仮定の方法で確認してみましょう。
前述した方法で抜き出してみると、
の場合は
の場合は となり、
両牌とも2面子1雀頭は作れませんでした。
これでこの牌姿は 待ちというのがわかりました。

複合形の待ちは上級者でも絶対に考え、悩みます。
あとはいかに抜き出しと仮説を使って早い処理ができるかの差だけです。
この処理能力を鍛えるためには、反復練習あるのみです。
空いた時間に、ノートや携帯へ適当な数字を打ちこみ、
自分で待ち牌問題を作成して解く!
こういった地味な作業を続けることも大事ですよ!