こんにちはー(*^_^*)
日本プロ麻雀協会の朝倉ゆかりです。
今回はトレーニングモード理論編の点数計算問題の中から、
みなさんの正解率があまり高くなかったものを
いくつかチョイスして解説していきたいと思います。
まずはこの問題です。
パッと見て待ちがわかった方はすごいです(笑)
わからなかった方はとりあえず、
ピンズの
を抜いてみてください。
が残りますので、
待ちは
ということがわかりますね。
アガリ牌は なので、
役はリーチ・ドラ1、
西家で雀頭が なのでピンフは付きません。
2翻40符の子の出アガリなので2600
・・・ではないんですよ!
この牌姿はピンズを
で抜いた場合、
という形が残ります。
そうです、 でイーペーコーが付くのです。
なので3翻40符の5200が正解になります。
この形は でも
でもイーペーコーが付く珍しい形なので
見落とさないようにしましょう。
次の問題も珍しい牌姿です。
これもまずは待ちを割り出すところから始めましょう。
槓子部分の と
を暗刻で抜き出すと、
が残ります。
の変則3メンチャン待ちであることがわかります。
の出アガリですので、タンヤオ・赤1、
更によく見ると三暗刻が付いて4翻50符の8000
・・・と思いがちです。
今度は手牌の
で抜いて見ましょう。
残る形は
ですね。
でアガりということはイーペーコーが2組・・・
そう、リャンペーコーのアガリ形になってるのです!
リャンペーコーはチートイツの発展形というイメージがあるため、
4枚使いではなりたたないという先入観があります。
でもリャンペーコーはあくまでイーペーコーが2組のアガリ形です。
そのためピンフも複合するのです。
なのでこの牌姿の役は、
タンヤオ・ピンフ・リャンペーコー・赤1となり、
ハネマンとなるのです。
ですので、
親なので18000が正解となります。
今回の問題のように、
面子の構成の仕方によって役が変わったり、
符が跳ねるという牌姿は意外に多いです。
正確な面子構成を把握するのは上達への第一歩です!