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ふみな先生の麻雀講座

このコーナーは大澤ふみな先生が麻雀に関する質問に答えていくコーナーです。

2回アガリ麻雀 1


Q1

トレーニングモードの2回アガリ麻雀って、どんなルールの麻雀ですか?


A1

点棒に関係なく、先に2回アガった人が1位になるルールの麻雀です。
その場合、2位以下の順位は点棒の多さで決まります。
また、東四局終了時点で、2回アガった人がいない場合は最も点棒が多い人が1位になります。

2回アガリ麻雀は誰かが1回アガってからすっごくドキドキするルールですよ。


Q2

2回アガリ麻雀は何をトレーニングするルールですか?


A2

早いアガリが欲しい場面での打ち方をトレーニングするルールです。

例えば、オーラスでアガればトップになれる時、とにかく早いアガリが欲しいですよね。
2回アガリ麻雀でトレーニングしておくとそういった場面での打ち方が自然と身に付いてきます。


Q3

2回アガリ麻雀では、普段どのような打ち方をすれば良いですか?


A3

牌効率を考えて打っていくといいですよ。
できるだけ早く、テンパイやアガリになるような打牌を心がけましょう!


Q4

先生、「牌効率」ってなんですか?


A4

「牌効率」とは、「テンパイに近づく効率」のことを言います。
つまり、テンパイに近づきやすい打牌は牌効率が良い打牌と言えますね。

例えば、以下の手牌の場合、

ピンフを確定させたいなら二萬をアタマにして三萬四萬を落としますが、
牌効率が良いのは二萬切りです。

三萬四萬を落とした場合はとなり、六萬九萬一ピン四ピンの4種類の牌でテンパイが出来ます。

一方、二萬切りの場合は
なので六萬七萬八萬九萬一ピン二ピン三ピン四ピンの8種類の牌でテンパイが出来るから
二萬切りのほうがよりテンパイに近づきやすく、牌効率が良いと言えます。


Q5

1回アガって、次アガればトップになる場合は、    
どんな所に気をつけて打てばいいですか?


A5

とにかく早くアガることを心がけましょう。
メンゼンにしつつ、鳴いても役がある形にして手を進めるのがオススメです。

例えば、以下の手牌では

点数が欲しい時なら、五ソウ六ピンを落としてリーチツモピンフドラ1を狙うのが良いですが、アガればトップになる場合は八ソウを落として、五ソウ六ピンのポンと六ソウチーができるようにしておくのがオススメです。


Q6

2回アガリ麻雀で配牌が悪いときってどうすればいいですか?


A6

2回アガリ麻雀は2位以下の順位は点棒の多さで決まります。
2回アガるのが難しそうなら、配牌が悪いところからアガリに向かって振り込んでしまうよりも振り込まないように気をつけて、打っていくのが良いですよ。
ただし、自分がアガればトップになる場合は配牌が悪いところからでもとにかく早くアガることを心がけましょう。