このコーナーは大澤ふみな先生が麻雀に関する質問に答えていくコーナーです。

リーチが入ったと確信が持てるときってあるのですか?

はっきり言ってしまうと、基本的にそんな時はありません。
前回に記述していたような打牌を相手がしていたからといって、
100%リーチをしているとは限らないのです。
そういう意味では透明リーチ麻雀は仕掛けている相手に対してのケアと
同じものがあります。

では、あまりリーチがかかってることを意識しなくてもいいんですね?

ところが一概にそうとは言えないんですよね・・・
それがこのルールのもうひとつの特徴でもある
「ロンアガリは2倍の支払い」という点にあります。
不用意に攻めていって放銃は避けたいですよね。
そういう意味では出来る対応はしたほうがいいと思います。

こちらがリーチをかける時に気を付けることはありますか?

リャンメンや字牌待ちなど、普段かけるリーチはどんどんかけていきましょう。
ひとつ気をつける事は、愚形リーチをかけるのはリスクが高いということです。
こちらがリーチをかけていることに気付いていないので、相手は自己都合で手を作ってきます。
それに対して上がれる見込みの少ないリーチで対抗するのは流石に分が悪いですよね。
微妙なことですが、引っ掛けリーチがあまり意味がないということも覚えておいて損はないですよ。

では例題でリーチ判断の確認をしてみましょう。






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注意点のまとめです。
・不用意な放銃を避けるため、いつも以上に相手の捨て牌に注意を払いましょう。(透明リーチ麻雀1を参照)
・安くて愚形、高くても手変わりの多い愚形はダマ
・安い場合はオリの判断を早めに!(聴牌料はあまり意識しない)攻守の面で普段と微妙に感覚が違いますが、
技術の向上にはもってこいのトレーニングですのでがんばりましょう!