特集

ふみな先生の麻雀講座

2回アガリ麻雀 5


 

今回は鳴きを意識した手組みを勉強しましょう。


Q1

イーシャンテンになりましたが、何を切りますか?

東一局0本場 東家 9巡目 原点

解答
A1

上記のような手牌の場合、強い部分、
つまり二ソウ二ソウ三ソウのところからを二ソウ切りリャンメンに固定するところですが、
ここは九萬を切って仕掛けやすい形を残しましょう。


Q2

こちらは充分形のイーシャンテンです。
何を切るのがいいのでしょう?

東三局0本場 西家 6巡目 15000点(-5000点)ラス目

解答
A2

一萬を残すと二萬の受け入れが残るという麻雀問題によくある形ですが、
今回は一萬を切りましょう。
ピンズの連続系が非常に魅力的で、伸びた場合に一ソウ三ソウを落として仕掛けやすい形になったり、リャンメンの選択の幅が増えます。


Q3

さて、今度も悩ましいイーシャンテンです。何を切りますか?

東二局1本場 南家 10巡目 18500(-1500点)の3着目

解答
A3

ここは六萬七萬を落としていきましょう。ドラの受け入れがなくなりますが、
局も中盤を過ぎようとしているので中のポンと一萬のチー、
さらに五ピンのポンも視野に入れておきましょう。


Q4

先ほどと形が似ていますね。これは何を切りますか?

東三局0本場 北家 5巡目 17400点(-2600点)の3着目

解答
A4

こちらは役牌に頼らず、タンピンのイーシャンテンとする中を落としましょう。
中を落としても四ソウの仕掛けもアリですし、
マンズとソウズの重なりで受け入れも充分で仕掛けもできる形になりますよ。


       

2回アガリ麻雀では、とにかくスピードが命です。
麻雀は上がってナンボのゲームです。
単純計算で25%しか上がれないゲームですので、
自分の上がり番を逃さないよう意識づける最適なトレーニングで、
いろいろ考えながら試行錯誤してみましょう!