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ふみな先生の麻雀講座

2回アガリ麻雀 6


 

今回も引き続き、鳴きを意識した手組みを勉強しましょう。


Q1

タンヤオに三色、それと一通も見えますね。何を切りますか?

東一局0本場 西家 6巡目 原点
ドラ七 三三六七38(1345678) ツモ八

解答
A1

これはタンヤオに素直に向かう一ピン切りです。
ソウズの二ソウ二ソウ四ソウ五ソウ六ソウ二ソウ八ソウまですべて役有り聴牌になるのが魅力ですね。
ただし三色にこだわらず、マンズやピンズが伸びたら
広く受けられる八ソウ切りで行きましょう。


Q2

今度は頭が一萬になってますね。何を切りましょう?

東一局0本場 西家 6巡目 原点
ドラ七 一一六七38(1345678) ツモ八

解答
A2

これも三色が見えますが、仕掛けが出来ないですよね?
これは仕掛けも考慮して八ソウを切りましょう。
ただしこちらも他が伸びたらそちらを生かす打一ピンとしましょう。


Q3

では似た問題をもう一度やってみましょう。

東二局0本場 南家 10巡目 原点の2着目
ドラ(6) 一二八九九23(123)西西西 ツモ九

解答
A3

受け入れ枚数が最も多い八萬を切りましょう。
巡目も深くなってきているので三萬一ソウは仕掛けた方がよさそうです。


Q4

こちらは役牌がアンコであります。何を切りますか?

東二局0本場 南家 10巡目 原点の2着目
ドラ(6) 一二八九九23(123)中中中 ツモ九

解答
A4

ここちらは役牌アンコを生かせる一萬二萬落としがオススメです。
門前での受け入れ枚数は瞬間減りますが、仕掛けられる枚数は変わらず、
手牌の変化がきき柔軟に受けれるのが良いです。


       

確定している役がある場合は、それを生かして好形の聴牌を目指し、
不確定の場合は仕掛けを意識し、リーチ以外の方法で手役を作れる手牌構成を目指しましょう。

また、役が不確定の場合には、確定させる鳴きというのも有効になってきます。

二三111(34567)白白西

上記の手牌で白が出た場合は仕掛けるのがいいでしょう。
イーシャンテンは変わりませんが、聴牌になる枚数は倍増し、役も確定させられます。


二二四五六788(45679)

こちらは二萬六ソウ八ソウ三ピン五ピン二ソウ八ピンを仕掛けて九ピンを切ることにより
タンヤオが確定し、実質聴牌スピードを上げることができます。

ただしスピードをアップさせる分、打点(リーチ)を犠牲にするので
使いどころを間違えてパワー不足に悩まないように注意しましょう。