特集

ふみな先生の麻雀講座

このコーナーは大澤ふみな先生が麻雀に関する質問に答えていくコーナーです。

リャンシバ麻雀 3


 

今回はリャンシバ麻雀での序盤の構想を勉強しましょう。


Q1

このような配牌をもらいました。何を切りますか?

東一局0本場 南家 一巡目 原点

解答
A1

普段なら西のツモ切りが自然な一打ですが、
手が進んでいった場合に平和もつかない、リャンシバなので南だけでは上がれないので 鳴けないという状況になってしまいそうです。
ここは三ピンを切って、字配の重なりはホンイツ、五ピン八ピンを引いた時は
南+三色でリャンハンを目指しましょう。
リャンメンかシャンポンの変化を待って、中盤過ぎても変わらないようでしたらオリを意識しましょう。


Q2

今度はこのような配牌です。何を切りますか?

東一局0本場 北家 配牌 原点

解答
A2

カンチャンとペンチャンがあった場合、ペンチャンを落としていくのが
セオリーですが、今回はチャンタが見えるので四ピンを切りましょう。
門前でのチャンタ、仕掛けての中・チャンタを狙うのがベストです。


Q3

序盤にこのような手牌になりました。何を切りますか?

東二局0本場 西家 4巡目 18000点(-2000)の三着

解答
A3

ここは四ソウを切っておきましょう。
西を切って目一杯に受けて先に四ソウ南を引いてリーチをしたところで
七萬ではツモ限定になってしまいます。
それよりも残した西が重なったときにスムーズにホンイツに移行できるように
しておく方がリャンシバ麻雀では優秀ですよ。


Q4

序盤にこのような手牌になりました。何を切りますか?

東一局0本場 北家 5巡目 原点

解答
A4

五ソウを使いきりたいですが、東だけに頼れない以上ここは三ソウを切って
チートイツの目も残しましょう。
この形から東一萬を鳴いてホンイツにいくのもおもしろいと思います。


       

ここで気付いた方もいると思いますが、リャンシバ麻雀にはホンイツが非常に有効な役となります。
ホンイツ=条件を満たす手役ですので、多少強引にでも狙ってみるのがいいでしょう。
ただし、基本はリーチ+1翻だということも忘れないでくださいね。