特集

ふみな先生の麻雀講座

リャンシバ麻雀 5


 

今回は鳴いて行くのかメンゼンで行くのか、その判断の勉強していきましょう。


Q1

イーシャンテンになったところに西が切られました。鳴きますか?

東一局0本場 西家 6巡目 原点
ドラ(2) (12356789)35r7西西
西が切られる

解答
A1

これは鳴いて打三ソウor七ソウとしましょう。
一通のイーシャンテンですが四ピンを引かない限り有効ではないですよね?
ここは鳴いておき役牌+一通、もしくはピンズのホンイツに移行して行きましょう。
当然五ソウは気にしないで!こだわっていては遅れをとってしまいますよ!


Q2

こちらは先ほどより形が悪いですね。中を鳴きますか?

東一局0本場 東家 7巡目 原点
ドラ(2) 二三四五七九九(34)12中中
中が切られる

解答
A2

メンゼンで進めても相当苦しいですよね?
ここは中を鳴いて一ソウ二ソウ三ピン四ピンと落としていきホンイツに向かいましょう。
ちょっと無理がない?とお思いの方もいると思いますが、この手牌が
二三四五七九九(19)1南中中
こんな形でしたら違和感なく鳴けませんか?
いらない牌を4枚切る、そんな意識でホンイツに向かいましょう。


Q3

手牌が整ったところに白が切られました。鳴きますか?

東二局0本場 北家 6巡目 原点の2着目
ドラ(5) 一一三四五七八(45)34白白
白が切られる

解答
A3

鳴いて役牌+三色の片上がりを狙うのは流石に勿体ないですよね。
ここまで充分形ならば、メンゼンでひたすら押して行きましょう。


Q4

こちらはリャンシャンテンで二ピンが切られました。鳴きますか?

東三局0本場 西家 9巡目 24200点(+4200)のトップ目
ドラ(4) 二四四(34)124白白中中中
二ピンが切られる

解答
A4

唯一のリャンメンですが、二ピンの場合は鳴きましょう。
三色の確定と白のポンテン、2つのパターンでリャンハンを付けることが出来ます。
当然五ピンからは鳴いてはいけませんよ。


       

鳴きは麻雀において自分の意思で判断できる唯一の手段です。
スピードを補うことができるというのが最大のメリットです。
リャンシバ麻雀でも鳴きを有効に使うことができれば打点とスピードの共有ができ、最強への道に繋がるというワケです!
ただし、鳴いてしまうとリーチが当然出来ません。
つまりは手牌だけでリャンハンを満たさなければなりません。
鳴いたのはいいですが、手役が足りない・・・という事態が起こらないように気をつけてくださいね。
鳴きが苦手という方は、より強くなるためにも早くから慣れて行きましょう。