特集

ふみな先生の麻雀講座

透明リーチ麻雀 4


       

今回は透明リーチ麻雀でもっともしてはいけない「振り込み」を
防ぐための勉強をしていきましょう。

振り込みを防ぐために必要なものは大きく分けて2つあります。

1.相手の手牌の進行状況を判断する。
2.その進行速度の判断をもとにリーチやオリの判断をする。


当然相手の待ちを予測することも必要ですが、それはまた別の機会にしましょう。

しかし、この透明リーチ麻雀で最も難しいのがこの2つの判断なのです。


以前、安くてもリャンメンや字牌待ちならリーチでよいと教えましたが、
あくまで自分が先手をとれてると判断出来る時です。
巡目で言えば10巡目以前、またツモ切りが続いている人がいない局面ですね。

リーチをかけて出上がっても1300点が2600点になってもあまり得した感じはしないですよね?

でも8000点が16000点になった場合はすごい大きいですよね。
振り込んだ場合には当然かなりのアドバンテージです。

不用意なリーチを控えることが振り込みを回避するための手段でもあるのです。

それでは実際に問題でリーチ判断を勉強してみましょう。


Q1

リーチしますか?

東一局0本場 西家 7巡目 原点(他家の仕掛けなし)
ドラ七 四五345(123666)北北

解答
A1

7巡目で他家に動きがないので先手を取れているでしょう。
安いですがリャンメンなのでリーチをしましょう。


Q2

リーチしますか?

東一局0本場 西家 12巡目 原点(他家の仕掛けあり)
ドラ七 四五345(123666)北北

解答
A2

12巡目ですので誰かがリーチをかけていてもおかしくありません。
仕掛けもはいっているのでこのような安手でリーチを打つのはリスクが高いです。
聴牌を崩してでも、慎重にオリましょう。


Q3

リーチしますか?

東一局0本場 西家 13巡目 原点(他家の仕掛けあり)
ドラ5 二三四五六11567(555r)

解答
A3

先ほどより巡目が遅く仕掛けも入っています。
しかし自分の待ちがよく赤とドラもあるのでリーチを打ちましょう。


Q4

リーチしますか?

東一局0本場 西家 13巡目 原点(他家の仕掛けあり)
ドラ5 二三四五六99(888)中中中

解答
A4

先ほどと状況は一緒ですが自分の手牌にドラがなく、今回は役があります。
もう少し早い巡目や仕掛けがなかったらリーチでもよいと思いますが、
役があることと中でいつでもオリられることが出来るので、ダマにして様子を見ましょう。


       

今回は振り込みを防ぐ方法として、リーチ判断による受け方を勉強をしました。
これは通常の麻雀でも強い人と結果がでない人とで、大きく差がある技術の一つだと思います。

このトレーニングモードでこの判断に自信をつけることが出来れば、必ずスキルアップに繋がりますよ。